「叶レオナといえばタロット占いだ」
そう認識していらっしゃる方がいるのか、
時々、予約の段階または占い開始時点で
「タロットカードで占ってください」
と、占術を指定されることがある。
イベントでの占いの時など、
相談者1人あたりの相談時間が10分程度の場合には
タロット占いだけで通すが、
長時間にわたって相談を受ける場合には
タロット占い以外の占いを複数使いながら
相談者の人となりや取り巻く状況を浮かび上がらせていく。
東洋・西洋の占いを問わず、
占いは『命術(メイジュツ)・卜術(ボクジュツ)・相術(ソウジュツ)』の3種類に分けられる。
タロット占いは3種類の中で『卜術』に当てはまる。
卜術には易占も含まれるが、
タロット占いも易占もどちらも
偶然導き出された象意によって判断がなされる。
象意というのは「象徴的な意味(テーマ)」であり、
タロット占いなら「何のカードが出たのか」を指す。
卜術の長所は気持ちの変化や短期的な運気の変化を占うのに
適していることだと言える。
しかし、個人が持って生まれた特徴や長期的な運気を占うには適さない。
卜術のこうした短所を補う役割として、
私の場合は命術の占星術と数秘術、相術の手相や姓名判断、
相談内容によっては風水を取り入れるなど
多種多様な占いを織り交ぜながら相談にのっている。